ます。この場合、環境の見地からみるとRMEの長所を減らすことになります。酸性物質の排出は、一部はRMEを使う車両によるものであり、一部は農業機械や肥料生産によるものです。全体としては、酸性物質の排出はディーゼルからの排出より多くなっています。
現時点の、健康への影響に関する信頼できる評価の基礎データはありません。排出物の量の観点からは、RMEはディーゼル燃料よりやや優れているといえます.RMEの微粒子はディーゼル燃料からの微粒子よりは人の健康への筈が少ないという情報もあります。RMEからの排出は、例えば機械が屋内で使われているような場合には、より問題が少ないと見られています。RMEで動くディーゼル車は同様のガノリンで動く車と比較すれば炭化水素の排出がより少ないといえます。しかしながら、窒素酸化物や微粒子の排出は、より多くなります。
スウェーデンにおけるRMEの使用状況
今日、利用者はRMEを民間の燃料タンクから買うことができます。さらに広範囲の配送が開発されており、2つのガソリン会社がいくつかのガソリン・スタンドでRMEの販売を始めました。RMEは混合燃料であるArgo‐Lightの一部で、これは都市型軽油にRMEを混合(5%以下)したものです。
菜種油エチルエステル(REE)
菜種油エチルエステル(REE)は、菜種油メチルエステル(RME)を作るときに使用されるメタノールの代わりにエタノールを使ってエステル化することにより、菜種油から作られますREEはRMEと同じような性質を持っています。しかしながら、現在までのところ、RMEはREEより多く使用されています。
VME
VME、野菜油メチルエステルはRMEに相当しますが、一般的に野菜油により作られた燃料として意図されています。オイル成分に富む他の生育野菜を使うことで、原料の幅が広がります。