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の配送・給油設備をそのまま使用できます。乳化剤を添加することで、ディーゼルにエタノールを15%の混合率まで混合することができます。数パーセントのRMEを加えたディーゼルはディーゼル・エンジンの改良や配送システムを変更することなく使用できます。都市型軽油(硫黄分を非常に低く抑えた軽油)に関しては、潤滑性能が改善されており、以前に比べこの軽油の品質は、さらに多くのエンジンで使用することを可能にしています。

 

2)純粋バイオ燃料の利用、(結果としての添加物を含む)

 

下表はどの分野でさまざまな燃料が、現在の技術あるいは数年内に導入されるであろう技術とコストを考慮した上で最も適合しているのかを示しています。

 

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エタノールは乗用車、バス、トラック、、トラクターおよびその他の自動車エンジンにおいて、ガソリンおよびディーゼル・エンジン両方の燃料として使用することができます。エタノールの使用に関しては以下のような特色があります。

● ガソリンやディーゼルと比較して環境に与える影響がかなり小さい:化石エネルギーの投入はエタノール燃料のエネルギーの6分の1で済みます。

 

 

 

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