テキサス州
州の代替燃料評議会は、州政府および地方自治体を対象に、代替燃料プロジェクトに対して低金利の融資を行っている。NGVの購入または改造に対しては、オースチン市とサウザン・ユニオンガスが2000ドル、アトモス・エナジーが500ドルの補助を実施している。この他にもいくつかの公益会社がAFVの普及に非常に積極的で、エンテックスは、天然ガス自動車の改造または購入に対して2000ドルを補助している。
ユタ州
AFVに対する税控除および融資プログラムがある。州内で登録された新車のAFVl台につき、500ドルを限度として20%の税控除が、圧縮天然ガス(CNG)自動車と液化石油ガス(LPG)自動車への改造に必要な装置にかかる費用については400ドルを限度として20%の税控除が受けられる。また、エネルギーサービス局は、AFVの購入、AFVへの改造、または充填関連施設の建設のために、融資プログラムを実施している。同局はまた、AFVへの改造についての技術支援や情報提供も行っている。
バーモント州
AFVを対象とした州による補助金制度はないが、AFVに対する税制上の優遇措置を講じることならびに、州のフリートにおけるAFV割当量を設定することを含めた法律が検討されている。バーモント・ガス・システムは、事例に応じて、天然ガス自動車への改造を希望する顧客を支援する措置を講じる。
電気自動車のバッテリー熱管理およびキャビン加熱および冷却に焦点をあてた州のプロジェクトには民間と公共からの参加がある。バーモント州は、エネルギー省(DOE)の大型代替燃料自動車プログラムからの資金援助により、スクールバスに圧縮天然ガス自動車を導入して試験を行っている。
バージニア州
AFVを対象とした様々な補助金制度がある。
税制上の優遇措置もあり、連邦政府のクリーン燃料税の10%控除、AFVに対する1.5の売上税控除、AFV燃料税の控除げなどが行われている。さらに、地方自治体や州の当局に対して、公共の自動車をAFVに改造する際の融資を実施している。いくいつかの公益会社もAFVプログラムを支援しており、事例に応じて補助を行っている。
ワシントン州
AFVを対象とした補助金制度はない。
ウェストバージニア州
97年6月30日から、AFVを購入または改造する場合、最高3750〜5万ドルの税金が控除される。州の開発局のエネルギー効率化プログラムにより、地方自治体、学校経営者、輸送機関は、フリートをAFVに改造する際に最高1万ドルの補助を受けることが