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圧縮天然ガスバン「ドッジB250」の、規制対象となっているエミッションの排出量は、標準的なガソリンを燃料とする車よりも非常に少ないという試験結果が示された。フレキシブル・フューエルの「フォード・エコノライン」については、メタノールを使用した場合のエミッションの量は、改質ガソリンを燃料とした場合のエミッション量を下回った。(図5-1-3)

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代替燃料自動車は、改質ガソリン自動車にくらべて、都市部におけるオゾン生成の原因となる可能性のあるエミッション排出量は非常に少ないという測定結果が出ている。

 

性能および信頼性

約4年間にわたり、代替燃料自動車ならびにガソリン自動車の性能や信頼性についての情報も収集されている。代替燃料自動車の性能は、徐々に改善されてきており、現在はガソリン自動車の水準に達している。

図5-1-4は、ドライバーからの平均苦情件数(モデル年ごと、走行距離1万マイル未満)を示している。

図5-1-5は、1台あたりの平均修理件数(走行距離1万マイル未満)である。

 

 

 

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