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10・15モ一ド (g/km)

排出ガス     NOx   CO  HC  C02 ホルムアルデヒド

走行試験前    0.88   0.01 0.01  413   0.015

走行試験後    0.93   0.05 0.01  450   0.033

同型車両試験値  0.81   0.01 0.00  425   0.002

規制値       -    -  -  -    0.18

 

注)今回の試験では、試験車(使用過程草)のメイン触媒のみ交換して試験を実施した。同型車両の試験値は、メイン触媒、プリ触媒とも新品状態での値である。参考までに同型車両の試験値も示したが、今回の試験とほぼ同等の値であることから、車両の状態、試験とも異常なく行われたと判断できる。本車両のNOx、 CO、HCはディーゼル6モード規制であり、今回試験したモードとは異なるので規制値は記載しなかった。

 

上記のように走行試験前後で、10・15モードのNOx、 CO、 HCリト出ガスにほとんど変化は見られなかった。ホルムアルデヒドは触媒の状態が異なるため同型車両試験値に対し若干高いが、規制値レベルを基準に考えると、十分低く、着色剤有無による大きな差は見られないことから、不着色剤l ppm添加による排出ガスの耐久劣化への影響はないと考えられる。

走行試験終了後の排出ガス試験成績表を表9-3に示した。

なお、走行試験前の排出ガスデータ(着色剤有り)は、着色剤有無の試験で代用したので、表8-3と同一である。

(参考測定結果)

シャンダイナモメータにおけるディーゼル13モード排出ガス(g/kW・h)

り「出ガス      NOx  CO HC  CO2

走行試験前     2.31  0。18 0.08  1161

走行試験後     2.40  0.19 0.08  1270

 

(3)部品調査結果

調査した部品の使用距離及び仕様等は以下の通りである。

 

 

 

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