日本財団 図書館


028-1.gif

8. 前川橋〜NHK

川を埋めた公園。

「フェンスをやめて花壇で仕切って」と頼んで花壇にしてもらった。(西の丸橋東)

目の前に保育所があるが落ちた人はいない。

 

028-2.gif

9. 関寒斎の銅像

阿波の赤ヒゲと呼ばれ、貧しい人を助けた。銅像は川を向いて建てられている。

 

028-3.gif

10. 徳島中央公園付近

護岸は土手にして寝ころべるようにすると気持ちがいい。

 

028-4.gif

11. 中州みなと橋

福島新橋と中州みなと橋が非常に低かったので、橋桁を4-50cmあげてもらった。おかげで川巡りが楽しめるようになった。

 

028-5.gif

12. 中州みなと橋〜県庁前

眉山に夕陽が沈む頃が一番いい景観。今年県庁の向かいに地ビール工場ができる。県庁前は、昭和40年代頃まで大阪への船が出入りしていた。

 

◇徳島の川

徳島には138の川と1670〜80の橋がある。水深は約3m、満潮時4m、干満差は約2m。川で見られる魚は海洋性のものがほとんど。下水道の普及率は9%で家庭からの雑排水が流されるため、川が汚れてきた。新町桶間からマリンピア沖洲までの6.9kmが新町川。川を守る会は約10団体。

◇徳島の橋

橋は道路の一部として作るので、川からの景観が悪い。「川から見た景観を考慮した橋に」と要望している。橋は文化のバロメーター。

◇クルージング

今の景観ではお金を取れないので、見てもらうことを重視している。クリスマスに配る袋には、子供に夢を与えるためにお菓子、水をきれいにすることを考えてもらうために台所の水切りを必ず入れている。

水際公園〜藍住町、吉野川の藍屋敷から阿波十郎兵衛屋敷までの船を出す計画をしている。今年建設省の許可が出たので、河川敷5kmぐらいに亘って花を植える予定。

◇水上交通と街づくり

昔は水上交通が盛んで、満ち潮水族館に阿波鉄道新町橋駅があり、そこからから吉野川橋を渡ったところまで船が出ていた。徳島公園から徳島駅まで運河をつくり船で行けるようになると非常に面白い街になる。

(中村氏談)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION