常雇従業員規模別にみると、全般に規模の小さい企業ほど「運行・配車管理」「在庫管理」「伝票・荷札発行」といった業務に対する利用率が低い。また、50人以上の規模を持つ大企業ではそれぞれの業務について情報システムの利用率が高い。
業務内容別にみると、業務の関連の深さを反映して、「運行・配車管理」や「輸送管理」が特別積合せ事業者で、「出庫指示書作成」や「在庫管理」は倉庫事業者、「伝票・荷札発行」は両事業者で高いのに対し、各業務に共通する「運賃・料金計算」は一般トラック事業者の利用率もやや低い。また、倉庫業者では「物流業務は情報システムで処理していない」とする回答者はきわめて少ない。
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