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《ITSの取り組み概要》

ITSの取り組み概要は、ナビゲーションの高度化、料金収受のノンストップ化、安全運転の支援、交通管理の最適化、道路管理の効率化等、9つの開発分野別に、開発、展開が推進されている。

■ナビゲーションシステムの高度化

1996年4月よリー部地域で運用を始めたVICS(道路交通情報通信システム)の全国展開へ向け、全国の高速道路や主要都市の一般道路において情報処理基盤の整備を行うとともに、ナビゲーション装置の安全性確保に関わる調査研究を実施している。

■自動料金収受システム

ノンストップで自動的に料金を収受するシステムの実用化に向け、技術情報の収集、試験運用などを行っている。ワイヤレスカードシステムを採用する予定であり、技術基準等の策定を図るための検討を行っている。

■安全運転の支援

予防安全技術や緊急時の事故回避技術にエレクトロニクスを応用し、高知能化した先進安全自動車(ASV)の開発を進め、デモ走行などを実施している。また、道路から車両への情報提供により安全運転の支援を目指す自動運転道路システム(AHS)の研究開発、公開実験などを行っている。

 

 

 

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