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第4節 航路の問題点

●フェリーに対する問題点や不満(フェリー計)

フェリーに対する問題点や不満を複数回答で回答を求めたところ、全体で63.7%の利用者が「運航本数が少ない」ことをあげており、これがもっとも多く、次に「発着時間がよくない」が34.9%、3番目には「所用時間が長い」で26.6%となった。

特性別にみても全体結果とほぼ同様であるが、航路の利用頻度が高い層ほど「寄港地が多い」という意見が多くなる傾向にある。また、島外居住者よりも島内居住者にそれぞれの問題点、不満の割合は高いようである。

なお、複数回答であげてもらったフェリーに対する問題点や不満の中から、上位3位を選んで回答を求めた結果、図3-4-2のように、第1位、第2位とも複数回答の結果でもっとも多くあげられた「運航本数が少ない」という問題に回答が集まった。第3位には「寄港地が多い」があげられている。

問題点や不満の第1位から第3位までにあげられたものを、今後どのように改善すればよいのかを記述式で回答を求めた結果をまとめたところ、もっとも多くあげられた「運航本数が少ない」という問題点に対し、「1日2往復体制」や「夕方便」への要望が強かった。

 

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