2. 物流面からみた問題点と課題
(1) 海上輸送の増強
熊本県の貨物流動量の推移をみると、年度により上下の変動はみられるものの概ね順調に推移してきた。しかし、海上輸送の占める割合はきわめて小さく、トラック輸送への依存度がきわめて大きいといった、他県に比べてアンバランスな形態となっている。
「物流コスト」「地震等の災害に対応した物流ルートの複数化」といった観点から、熊本県においても海上輸送の増強を図ることが必要である。
●国内貨物の輸送機関別傾向
平成7年度の輸送機関別の割合をみると、熊本県の発貨物、着貨物とも自動車のウェイトがきわめて高く、発貨物で97.3%、着貨物で93.8%を占めている。海運の割合は発貨物で2.5%、着貨物で5.9%である。
九州・山口における各機関別の県別シェアでも明らかなように、熊本県は海運の依存度がきわめて小さい。

