現場蓄積情報に基づいて、列車走行データ情報を作成する。また、任意に与えられた情報に基づいた列車走行データも作成する。
?E 遮断時間短縮効果分析
従来設備での警報出力と今回の踏切制御装置の警報出力を比較し、遮断時間短縮効果を分析し印字出力する。
4.7 模擬踏切制御装置の設計
4.7.1 設計の方針
本装置は踏切制御装置からの警報出力情報をもとに警報灯、遮断機の動作を画面上に表示するものとする。
4.7.2 設計の詳細
(1) 構成
本装置は下記?@〜?Cより構成される。
?@ 入出力部(汎用I/Oボード)
?A 論理部(汎用パーソナルコンピュータ)
?B 動作状態表示部(CRT)
?C 故障状態入力部(キーボード)
装置構成を図4.7-1に示す。
(2) 機能
?@ 固有情報入力
あらかじめ設定した、遮断機の組数、降下までの時間、踏切障検の有無の情報を取り込む。固有情報の設定は装置起動前に別メニューで行う。
設定できる項目は以下の通り
a)遮断機の組数:1組/2組
b)遮断機の降下時間:4〜10秒(1組)
先:4〜10秒、後:6〜20秒(2組)
?A 外部入力処理
踏切制御装置より出力された警報情報、踏切制御装置正常情報を入力する。
?B キーボード入力
キーボードより入力された遮断かん降下不良、踏切障検情報を取り込む。
?C 外部出力処理
?Bで入力した情報を踏切制御装置へ出力する。
?D 現場機器制御処理
入力した警報情報、固有情報に基づいて遮断機、警報灯の動作を画面に出力する。