V1>V2としたとき、列車速度VsからPs-Pe間の距離Lを最短時間で走行するには、図3.2-3に示す4走行パターンとなる。 説明を簡単にするため、列車速度0〜Vmax(km/h)に対する加速度α(km/h/s)と減速度β(km/h/s)は一定と仮定する。 また、勾配やカーブの影響は、考えないものとし、各現示における最高速度を超えることはないものとする。
V1>V2としたとき、列車速度VsからPs-Pe間の距離Lを最短時間で走行するには、図3.2-3に示す4走行パターンとなる。
説明を簡単にするため、列車速度0〜Vmax(km/h)に対する加速度α(km/h/s)と減速度β(km/h/s)は一定と仮定する。
また、勾配やカーブの影響は、考えないものとし、各現示における最高速度を超えることはないものとする。
(1) 走行パターン?@の場合(Vs=V1、減速距離Lb≦L) Ps点からV1で等速走行し、減速してPe点でV2になる走行パターンである。そこで、 V end=V2になる。また、Pe点でV1から信号現示による制限速度V2になるための減速距離Lb(m)と減速時間tb(秒)は次式で与えられる。
(1) 走行パターン?@の場合(Vs=V1、減速距離Lb≦L)
Ps点からV1で等速走行し、減速してPe点でV2になる走行パターンである。そこで、 V end=V2になる。また、Pe点でV1から信号現示による制限速度V2になるための減速距離Lb(m)と減速時間tb(秒)は次式で与えられる。
等速走行距離Lcと等速走行時間tcは次式となる。
ただし、 Lb>Lの場合は、信号現示の制限速度V2に減速できないことになる。 このような状態になるVsは通常運転ではあり得ない。 したがって、Ps-Pe間の最短走行時間tはt=tc+tbとなる。
ただし、 Lb>Lの場合は、信号現示の制限速度V2に減速できないことになる。
このような状態になるVsは通常運転ではあり得ない。
したがって、Ps-Pe間の最短走行時間tはt=tc+tbとなる。
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