■インフラ整備状況
◆電気:フィリピンでは、独立以来、国営のフィリピン電力公社が発電・送電設備の運営を行い、全国各地に組織された電化共同組合を通して配電している。
◆通信:IDD電話サービス、移動電話サービス、ケーブルテレビなどが利用できる。
◆空港:近代的なマクタン国際空港は、多くの国々と直行便で結ばれている。
◆港湾:セプの大水深港湾は、マエラを除けば、最も大きな港となっており、現在、約8kmのバースをもつ。
◆上水:ほとんどの場所で水道は豊富である。工業による需要の増大に備えて、大量の水を供給するインフラ整備計画が進行中である。
■経済活動
セブ都市圏は外国企業の直接投資対象地域として、産業基盤の整備に加え輸出関連産業の振興が図られた結果、地域経済は好調な輸出の伸びで比較的高い成長率を維持している。フィリピン最大の観光客数を誇る国際リゾート観光地としても重要な役割を果たしている。
マクタン輸出加工区は全国4ヶ所の加工区の中で常時最大の輸出額である。