■地理
山東半島の東部に位置し(東経119度34分〜121度57分、北緯36度16分〜38度23分)、大連市と海を隔てて向かい合っている。丘陵地は76%、平原が24%、全市の海岸線が900km余り、開発可能な千潟地が900全haある。
■気候
四季がはっきりしていて、酷寒・酷暑がなく、年平均気温12.2℃(最高気温8月27.2℃、最低気温1月.4.7℃)、湿度64%、平均降雨量740mm、無霜期は200日余りである。最大風速33.5m/s、30年間の平均年間日照時間は2,673.3時間である。
■歴史
この一帯には1万年以上前から人が住んでいたといわれる。2000年前から海外貿易で栄えていた。
1398年(明朝洪武31年)、海からの外敵を防ぐため、この地に「狼煙台」を建てたことから「煙台」と呼ばれるようになった。
1858年、中国とフランスが「天津条約」を結び、登州が商業の窓口に指定されたが、3年後にこの窓口は煙台に変わった。煙台が都市となって130年余りが経過している。