■地理
レムチャバンは、タイの首都バンコクから約130km離れたチョンブリ県の新興開発地区である。同じチョンブリ県にあるパタヤビーチはリゾート地として有名である。
■気候
熱帯モンスーン気候。雨季(5〜10月)と乾季(12〜4月)がある。
■歴史
開発前は小さな漁村であった。1980年代から、バンコク首都圏への一極集中を解消するため、地方の産業振興策の一環として開発が始められた。日本からの資金、技術援助による国家プロジェクトとして、タイ国東郡臨海開発計画が推進され、工業団地、港湾整備、住宅施設、商業施設をあわせもった近代的な都市機能を持つ工業地域として整備されてきた。
■文化
タイ国民の95%は仏教徒(小乗仏教)で、信仰心が厚い。
タイは、古くから中国、クメール、ビルマ、インドなど様々な文化の影響を受けながら独自の文化を築いてきた。
パタヤ周辺は観光地として栄え、近代的施設や娯楽施設も多い。またレムチャバンも、近年の急速な発展に伴い、文化施設の建設も数多く計画されている。
■教育
タイの教育制度は6.3.3.4制。小学校6年間が義務教育であるが、9年間に延長するよう運動が進められている。