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きものと近代的な新しいものの共生、若者と高齢者の共生、いわゆる健常者と障害者の共生、これら四つの共生を実現することがアメニティと共生のまちづくりの目標とされるべきであろう。

人々は物質的に豊かになり、自由時間が増えるほど、環境のアメニティと共生を求めるようになる(丸尾直美・西ヶ谷信雄・落合由紀子『エコサイクル社会』有斐閣、1997年)。将来のまちづくりは、必ずしも現在の市民のニーズそのものを充足するのでなく、将来のニーズをも念頭において行われるべきであろう。

 

(3) 生きがい

 

生きがいに関しては客観的指標が得にくいが、自殺率はある意味では総合的な生きがい指標と言えるかもしれない。図表4-2-4は人口10万人当り

 

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