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このうち、単身高齢者は「一人」でいる時間が12時間18分(睡眠時間を含めると20時間43分)となっており、一人で過ごす時間が大幅に長くなっている。緊急時の通報体制等の整備が不可欠なことがわかる。

同様に介護・看護している人の生活時間をみると、先に述べたように、15歳以上の人のうち、「ふだん家族を介護・看護している人」は約370万人(15歳以上人口に占める割合は3.6%)で、男子は約135万人(同2.7%)、女子は約235万人(同4.4%)となっており、女子の割合が高くなっている。

このうち、「65歳以上の家族を介護・看護している人」は約286万人で、「ふだん家族を介護・看護している人」の4分の3を占めている。

「ふだん家族を介護・看護している人」の介護・看護時間をみると、「ふだん家族を介護・看護している人」の全体の平均時間(総平均時間)では57分、そのうち調査当日に実際に家族の介護・看護を行った人の平均時間(行動者平均時間)では3時間となっている。

これを男女別にみると、男子は総平均時間が30分、行動者平均時間が2時間46分、女子はそれぞれ1時間13分、3時間4分となっており、女子が男子を総平均時間で43分、行動者平均時間で18分上回っている(図表3-1-6)。

横浜市の高齢者、全国の高齢者の最新の生活行動時間には、以上のような特徴、傾向がみられるが、今後、長期的傾向としては、余暇等自由時間は、今後の

 

 

 

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