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ため」が全体の7.6%に対して10.8%。「病気のため」が全体の4.2%に対して7.6%となっている。

転出者では、前期高齢者の場合、家族との近居のために転出する者が多いが、後期高齢者では身体状況に起因する理由が転出理由となっている。

市内転居者についてみると、65〜74歳の前期高齢者で特に多い理由としては「住宅事情」が、市内転居者全体で37.4%であるのに対し43.6%となっている。75歳以上の後期高齢者では、「老人ホーム等に入るため」が37.0%と、市内転居者全体での20.8%より高くなっている。

 

・市内転居者の後期高齢者の移動理由は、「老人ホーム等に入所するため」が4割。

 

● 前住地での居住年数別(表6-1-2)

前住地での居住年数別に転居理由をみると、転入者は、居住期間の長短に関わらず「家族と同居するため」が最も多い。他には「家族と近居するため」が前住地での居住期間が長いほど多くなっている。前任地での居住期間が20年以上の者では「家族の介護を必要とするため」も、他の居住期間の層に比べて特に多い。

 

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