性別で比較すると、男性、女性ともに転入者の方が、屋外及び屋内での要介助の者の割合が大きかった。また年齢階級別で比較すると、75〜79歳で転入者の方が要介助の者の割合が若干小さかったが、それ以外の年齢階級では転入者の方が大きかった。特に70〜74歳、85歳以上ではその傾向が顕著であった。(表2-2-1、2-2-2)
・転入者は転出者より介助を必要とする者の割合が大きい。
(3) 療養場所(入院、入所)の状況
ここでは、移動前後の医療機関への入院、老人ホーム・老人保健施設等への入所の状況を記述する。(表2-3-1、2-3-2)
移動前に医療機関に入院していた者の割合は転入者5.0%、転出者2.8%、移動後に入院している者の割合は転入者4.8%、転出者2.2%で、移動前後ともに転入者の方が入院している者の割合が大きかった。
性別で比較すると、男性・女性のいずれも、移動前後ともに転入者の方が大きかった。また年齢階級別(前期高齢者(65〜74歳)・後期高齢者(75歳以上))で比較すると、前期・後期高齢者のいずれも、移動前後ともに転入者の方が大きかった。
移動前に老人ホーム・老人保健施設等に入所していた者の割合は転入者3.0%、