● 住民基本台帳データによる高齢移動者の男女・年齢構成
平成7年国勢調査の結果によると、札幌市の人口総数の性比(女子100人当たりの男子人口)は92.3、これに対して、65歳以上人口の性比は72.9で、人口総数、高齢人口ともに、女子人口が男子人口を上回っているが、人口総数よりも高齢人口で、女子の割合がより高い。
平成9年1月1日から5月31日までの5か月間の期間における65歳以上の移動者の性比は、転入者が54.3、転出者が52.1、市内転居者が55.5で、いずれも女子の数が男子の数を大きく上回っている。また市内転居者のうち、区間転居者の性比は55.3、区内転居者の性比は55.6である。すなわち、65歳以上移動者のなかでは、転出者において女性の比重が相対的に大きい。(表1-3-7)
