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フィリピンでは宗教上の理由からBirth Control Programはあまり行っていないものと想像していたが、どのHealth StationでもFamily Planningの指導が行われていた。中絶に関しては社会的にも各個人の感情レベルでも全く受け入れられていないと感じたが、避妊は広く認められているようだ。やはり日本と異なり、若い人の間ではInjectablecontraceptiveやpill、子供のいらない人ではIUDが多い。特にInjectableやpillは本当に体に害がないのだろうかと疑問に思った。

(後藤 泉)

 

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○今日の一言

牧:夜のミーティングに遅刻して皆に迷惑をかけてしまった。

田中:地域の病院で医学生がmainになって働いている姿は印象的であった。私もフィリピンでポリクリしたいなあ。地域社会の存在するところで働いてみたい。

高比良:遅刻したのが悲しかった。

内藤:あらかじめ国内研修があったのがありがたかった。(ある程度の予備知識が得られたので)

澤田:話は聞きとれなかったけれど、 フィリピンの人が楽しそうに仕事しているのが伝わってきた。

菅野:一次予防活動に取り組むフィリピン医学生の意識の高さに医療の原点を見た。

北條:集中力が必要で疲れた。

李:フィリピンの保健制度の理解が深まり、とても今後が楽しみです。

小泉:いろいろな友達ができて、たくさん学べてすごく楽しかった。よくしゃべり、よく笑い、よく食べた一日であったよ。

佐々木:今日はグレゴリー君とお友達になった。つたない英語で医学部の教育について語った。日本の学生は時間的ゆとりが多いと知り、もっと有意義に過ごさなければと、決意を新たにした。

廣瀬:フィリピンの女性の明るさ、パワー、笑顔に勇気づけられました。

後藤:海外研修初日の記録係、疲れました。

鈴木:Medical school outreach CommunityでPT,OTの活動内容が見られて、大変参考になった。

 

 

 

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