最後の講義が終わりまして、本日まで2日間にわたりまして開催できましたこの環境とナショナル・トラスト講座、副題に「ナショナル・トラスト運動の活用に向けて」、環境の保全にナショナル・トラストという手法でお役に立てるような、そういう息の長い運動を展開してまいりたいと思います。皆様の今日までのご協力と積極的なご参加に心からお礼を申し上げまして、私どもの副会長からひと言だけお礼をさせていただきます。（拍手）
副会長 私ども社団法人日本ナショナル・トラスト協会の創立5周年記念としまして、環境とナショナル・トラスト講座を開催しましたところ、昨日の大雪の中、また、今日も非常に滑るような道の中で、全国から多くの方々が参加してくださいまして、誠にありがとうございました。今、この2日間の日程が無事に終わろうとしております。皆様、ご感想いかがでございましたでしょうか。初日、基調講演をいただきました中央教育審議会の会長の有馬先生をはじめ、遠くロンドンからザ・ナショナル・トラストの代表としておいでくださいましたスーザン・ウィルキンソンさんをはじめ、皆さん11人の講師の皆様に深く感謝を申し上げます。それぞれの立場から心のこもったお話を伺うことができました。この方を置いてこの問題については話を聞けないというような方をザ・マン、ザ・パーソンと申しますが、ザのつくこういういろんな11人の方のご協力、ご努力に深く感謝申し上げます。
また、この講義の意義に深い理解を示していただきまして、資金の援助をいただきました日本財団に改めて感謝の言葉を申し上げます。また、この講座を計画しましてから多くのボランティアの方々にご協力を頂きました。昨日、今日、受付をはじめ運営に当たって、ボランティアの方々、更に私どもの事務局のメンバーが裏方をしておりましたが、ほんとに感謝しております。
全国でナショナル・トラスト運動、40ぐらいが活発に活動をしております。昨日も申しましたとおり、最近は地方自治体の方々の協力も得まして、各地で基金や財団が組織され、また、この運動が進展しようとしております。今も岩垂先生もおっしゃいましたけれども、この社団法人日本ナショナル・トラスト協会は、こういう各地の運動の協力、連絡、そして運動を進展させようとしておりますが、事務局の体勢も非常にまだ弱体でございまして、皆さんのご期待に添えるところまではできないのでありますが、今後皆様方のご協力、ご支援、ご指導を得まして頑張っていきたいと思っております。これから私どもの事務局に対していろんなご意見をお寄せくださいまして、更にできればくんば賛助会員になっていただいて、ご指導を得ることができれば幸いだと思っております。
本当に昨日と本日、ありがとうございました。これをもって無事に終わりましたことをお礼申し上げます。（拍手）
司会 それでは、これをもちましてこの講座を閉じさせていただきます。どうもありがとうございました。（拍手）
