させていただきます。
最後に、兵庫県の高等学校の先生がつくられた詩で、なるほどと思われるものが一つございますので、紹介をしたいと思います。「自分ひとりぐらいと思ってゴミを捨てる。地上に1億あまりのゴミが落ちる。自分だけでもと思ってゴミを拾う。この地球上から1億あまりのゴミが消える」。こういう詩であります。私はそのことが今後の環境問題についての基本的なことを象徴しているように思いますし、そのこと自体がこのナショナル・トラストにもつながっていく思想ではないかと思っておるところであります。
ご清聴ありがとうございました。(拍手)
司会 貝原兵庫県知事さん、どうもありがとうございました。官僚主導から民自律へ、中央集権から地方分権へという。最後にご紹介いただいた詩が、私だけだと思って環境問題をやってるけれども、みんなでやっていける環境問題に広げていければと思います。
それでは、次のコーナーに入る前のお休み時間ですが、少し短めに2時5分から、恐縮でございますが、始めさせていただきたいと思います。ぜひご協力をお願いいたします。