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6.2.3 軌道高低狂いと車両上下振動についての解析

 

(1) まえがき

鉄道において軌道保守作業の70%は高低狂いに関連して行われるので、軌道の立場からみればこれが直接関係する上下振動との関係が重要となる。そこで、1軸台車をもつ車両について高低狂いにより上下方向に加振されるモデルを作製し、これについて解析を進めた。

 

(2) モデルと理論式

このモデルとしては、図1の1剛体2質量モデルを考えた。

 

111-1.gif

 

このモデルで、ラグランジェの方程式を解いてその釣り合いの方程式を求めたのが次式である。

 

 

111-2.gif

 

 

 

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