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3) 試乗

この車両は、コペンハーゲン近郊の混雑緩和を目標に現在8編成が導入されて1996年6月1日から運行されており、今後112編成を導入することが計画されている。この車両に、図36に示す近郊線のうち、E線のコペンハーゲン-ヒラーロッド間約35kmの営業運転に試乗した。速度は最高100km/hで走行していた。

線路はロングレールで、分岐器通過時にはコツンと来るが、一般には良好な乗心地である。右側通行である。上下振動は全般に硬い感じであるが、ピーク値で言えば0.08g程度と推定される。曲線での操舵の効果は体感では判らないが、100km/h走行時も蛇行動の発生は全く無かった。

 

 

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