懸架装置は試作台車と同じで、軸ばねにはClouth式ゴムばねをウイング形に配置し、枕ばねはダイアフラム形空気ばねである。ヨーロッパでは高圧容器の規定で台車枠内部を空気ばねの補助空気室に使用することが出来ないため、補助空気室用のタンクを別に設けて台車枠から吊り下げている(左右各1個)。枕ばね、軸ばね共に上下ダンパーを備えているが、軸ばねダンパーは不要なことが判ったため、取り外す予定とのことである。
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