1992年に、車両メーカーLHB社(LinkehofmanBusch.ドイツ)と量産車8編成を契約し、電気部品はジーメンス社を起用して製作を開始した。1軸台車については、操舵と機構をメカニカルなリンクから、クローズドシステムの油圧機構に変更し、曲線における車体間の角度変位を油圧シリンダーで検出し、これを操舵シリンダーに伝えて台車を操舵させる方式に変更した。メカニカルなリンクを車両全長に亘って引き通すことは、それの支持装置も含めて重量増加の問題があったためとの説明を受けた。車両には、この油圧式操舵機構のための油圧ポンプはなく、アキュムレーターを備えた封じ込め方式で、車庫に充填用設備を置いており、営業中の油圧低下等の問題はないと云う。