(課題)
○高校卒業後の進学先の不足は若者の町外流出の要因として大きく、引き続き広域連携のもとに四年制大学などの誘致を椎進する必要がある。
○本町の子供達は地域学習機会に恵まれていない面がある。定住意識に深く関わる地域に対する愛着や誇りの醸成には地域教育が不可欠であり、教育現場では授業や行事に積極的に取り入れていく姿勢が必要である。
○書籍や文具など学習に必要なものを扱う商店や、塾・予備校などに対する不満に対しては、個々の経営者の意識改革によるところが大きいが、高校における購買機能や補習機能の強化を図ることも検討されるべきである。
イ 事業展開の方向
本町における若者定住のための利便環境整備の基本的な方向は、次の枠組みで捉える。
?若者向け買物機能の充実
?広域交通体系と町内日常交通体系の整備
?安心して暮らせる医療機能の整備と各世代が手を取り合う地域総合福祉体系の整備
?学校教育の充実
ウ 事業方策
以上のことから、香住町における若者定住のための「若者利便環境充実事業」の主たる方策は次のものとする。