日本財団 図書館


(7)アンケート結果の考察

 

住民アンケートでは、パソコンを使用したことがあると答えた回答者は50.4%であるが、利用場所としては自宅より会社の方が多くなっており、家庭への普及は低いように思える。一方、市民意識調査から「パソコンがある」、「購入を検討している」と回答した層は39.9%に達しており、またパソコンの必要性を感じている人は(必要だと思うが購入は検討していないを含めて)、69.8%にも達し今後普及する可能性を感じさせる。

 

048-1.gif

 

インターネットの利用は8.2%であるが、インターネットの利用が一般化したのが、数年前であることを考慮すると、その数字は普及が進みつつある傾向を示している。今後パソコンの利用者が増加し、家庭への普及が進むとともに、インターネットの利用者も増加すると考えられる。

しかし、インターネットやパソコン通信を生活に役立つ情報として利用していると回答した人が1.5%であることを考えると、生活に役立つ情報源としての活用には至っていないことを示しており、今後はインターネットで提供する情報の内容の充実が求められているといえる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION