東京圏の住民が魅力を感じる旅行目的として、温泉地での滞在・宿泊、季節の花見や自然の風景の観賞、名所・旧跡、大自然にふれる旅行などが上位にあがっている。
<資料:(社)日本観光協会「大都市住民の観光レクリエーション(平成7年度)>
■ 宿泊旅行でいってみたい地域
東京圏の住民が宿泊旅行で行ってみたい地域として、北海道や九州・沖縄など遠方の地域が上位にあげられている。関東近辺に限ってみると、伊豆、箱根・湯河原や栃木が上位にあがっているのに対して茨城県への旅行希望は少ない。
<資料:(社)日本観光協会「大都市住民の観光レクリエーション」(平成7年度)>
イ 東京圏における宿泊観光旅行の動向
■ 今後希望する主な目的
宿泊観光旅行で希望する主な目的として、温泉・湯治、自然・名所などの見物や行楽、スポーツ・レクリエーションなどが上位にあげられている。
性別年齢別に特徴をみると、若年層でスポーツ・レクリエーションや自分の趣味・研究を目的としたい人が多い。また、若い女性および中高年層で温泉・湯治を希望する人が多い。中年層では保養・休養を目的にあげる人が比較的多い。また、高年層では慰安旅行が多く、団体の親睦などを想定していると考えられる。
<資料:(社)日本観光協会「大都市住民の観光レクリエーション」(平成7年度)>
■ 希望する行動
宿泊観光旅行の際に今後したい行動として、全体では、自然の風景をみる、温泉浴、名所・旧跡をみる、ドライブ、特産品等の買い物・飲食、動・植物園・水族館などの見物などへのニーズが高い。また、潮干狩り・いちご狩り、遊園地・ヘルスセンターへのニーズも比較的高い。