年齢別にみると、20〜40歳代は簡易な施設、キャンプ施設の利用意向が 高く、一方、高年齢層は民宿や旅館を好む傾向がみられる。
<資料:総理府「森林・林業に関する世論調査」(平成8年)>
■ 農山村滞在休暇での希望宿泊数
農山村に滞在して休暇を過ごす期間として、「1〜3泊」が過半数を占める一方で、「4〜5泊くらい」が2割強、「1週間以上」も2割弱の回答があり、農山村でのんびり過ごしたいという要望がうかがえる。
<資料:総理府「森林・林業に関する世論調査」(平成8年)>
エ 余暇増加に伴うレクリエーションニーズの動向
■ 週末休暇増加に伴うレクリエーション活動の増加
週末に休日がもう1日増えた場合には、趣味・創作や健康・スポーツ、国内旅行、日帰り行楽などのレクリエーション活動が盛んになると見込まれる。
<資料:祝日三連休化推進会議「祝日の曜日指定化に関する調査」(平成8年)>
■ サマータイム制度導入に伴うレクリエーション活動の増加
サマータイム制度が導入された場合には、各種の鑑賞行為や手軽にできるスポーツ、創作活動などのレクリエーション活動などが活発になると考えられる。
<資料:中小企業事業団「需要動向調査」(平成7年)>
(2) 東京圏におけるレクリエーションの動向
本地域が集客対象の一つとして想定する関東の都市住民のニーズをさぐるために、ここで、(社)日本観光協会が東京圏50km圏内の住民を対象として平成7年に実施した調査の結果について整理することとする。
ア 東京圏における旅行の一般的動向
■ 魅力を感じる旅行目的