エコロジー
C.A.T.(Center for Alternative Technology)
1974年にイギリス中部ウエールズのスレート廃鉱山跡につくられた。
目的は、環境的思考を生き生きと、また直接的に人々に伝達するためのデモンストレーションの場をつくることにある。
当初は年間来場者5,000人でスタートしたが、3年後には50,000人、89年には10万人近くなり、スタッフも30人前後。
組織は協同組合方式で所有権と経営権を有しており、財政は収入の40%が入場料(720円)、30%が物販やコンサル料、20%が研修コースの運用、10%が補助金や寄付となっている。年間予算は約1億6千万円で60%以上が人件費である。
パーク内の構成は、太陽熱・水力・風力など自然エネルギーの活用例展示、廃棄物のリサイクル、有機農業、省エネ的な建物などエコロジーをテーマとしている。