?情報通信基盤を通した情報交換(継続的・システム的)
?のレベルの連携のもとに、情報通信システムというハード・ソフトの基盤が確立され、常に具体的連携施策・事業の推進のための情報交換がなされているレベル。?のレベルを基本として情報通信基盤により効率的にシステム化された状況であり、連携は一層強化される。?のレベルに比べハード・ソフト費とも市町村の負担は多いが、以下の?に比較すると負担は少なくてすむ。
?交通・情報通信基盤、各種施設(ハードもの)の共同建設
ハードを中心として、共同で事業を実施していく。一義的には広域的主体である国、県が実施するべき事業であるが、市町村の固有事務に係るもので広域連携が必要なものは、広域的な連携の究極のあるべき姿として実施する必要がある。しかし、各市町村の負担額は大きくなり、責任もあいまいになりがちである。
一部事務組合による消防行政やし尿処理など定型的な事業や事務処理から、地域発展のための第三セクターの設置による広域的事業展開などが考えられる。
(2) 広域連携の基本方針
ア 連携の目的
榛名山麓を環境、歴史、余暇活動圏などの視点から一体としてとらえ、そこに位置する市町村が協力して、新しい生活文化の創造と、広域的なイメージアップによる榛名山麓の活性化を実現するため、市町村や既存の広域的枠組みを補完する新らしい機能的な広域連携組織による地域づくりを推進する。
とくに、榛名山麓といった環境を一体的に保全・整備し、観光・交流分野での魅力づくりと情報発信を連携して進めることにより、定住の場としても経済、生活の両面での活性化をめざす。
イ 広域連携の基本方針
?構成する市町村の特性を生かし、それぞれが適切な役割分担のもとに補完し合う連携を指向する。
?それぞれの市町村の自主性に基づく、独自の取り組みを尊重し、柔軟な連携を指向する。