第2章 市町村別現況と整備課題
1 市町村別の現況
(1) 社会条件
ア 人口
榛名山麓を構成する10市町村の中では、渋川市の人山が約4万9,167人と最も多く、最少は東村の2,546人である。
昭和55年から平成7年までの各市町村の人口増減をみると、東南麓に位置する吉岡町、群馬町、箕郷町などで30%前後の増加がみられる。一方、北麓から西麓に位置する東村、吾妻町、倉渕村では減少しており、また伊香保町でも減少がみられる。
また、年齢別人口では高齢化の進む中で東村の65歳以上人口比率が25%に達している一方、前橋市、高崎市に隣接している群馬町では若年層の人口増により、12.3%にとどまっている。