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<公共>

 

? まずは、地域の資源・人材を正確に把握するための組織づくりの支援をすること。

? 住民主導の計画づくりのための誘導性(意識藤成や情報提供など)を発揮すること。

? 高齢者の日常的な余暇・文化活動の場を整備し、運営は集落や高齢者に委譲するシステムをつくること。

? 住民ニーズや市場性を検討した上で、高齢者のまちづくり活動や生産活動の拠点となる場の整備や、販路開拓の検討についての支援体制(地域内の各主体間の調整、情報提供、専門家の招聘など)をとること。

? 高齢者の活動をよりスムーズに、あるいは広範囲に広げていくための基盤条件(道路、交通手段、情報など)を整備すること。

? 高齢者の活躍の場を広げていくための地域間交流の橋渡し役(相手先との各種交流支援、自治体間の交流など)を行うこと。

? 一人暮らし高齢者、あるいは地域を支える若者やU・Iターン者の定住条件としての住宅の確保を図ること。

? 高齢者や住民の行動日、生活圏にあった行政レベルでの広域連携システムを強化すること。

 

3 事業化に向けて

 

本調査研究では、今後の高齢者の能力活用方策として18の施策メニューを提示している。ただし、これらのメニューは中山間地域における一般的なメニューであり、それぞれの地域において事業展開をしていく場合には、当該地域の実情に併せた読み直しが必要である。

また、このメニューは単体的なメニューとして提示してあり、このメニューを組み合わせたり、内容を改変していくことも地域の立地や市場性に

 

 

 

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