【具体的取組み例】
・公共図書館における情報関連図書、雑誌等の充実
・大学図書館と地域図書館が連携した運用
(図書館情報システムを使った相互の蔵書の検索、相互利用)
・専門書籍を扱う民間書店の誘致 など
(5) 地域外との交流・連携
大学を活かして、周辺町村あるいは地域連携軸内、あるいは環日本海経済圏、世界までを視野に入れた交流・連携事業を推進していく。具体的には、次の3つの方策メニューを設定することができる。
ア 国際的なコンベンション都市としてのホスピタリティ(受入れ体制)の向上
大学に関連した学会コンベンションの誘致、インターネットを使った国際会議、国際的な共同研究の推進、外国人留学生の奨学金による支援など、様々な角度から、大学を生かした国際交流を進める。
この一方、国際交流の基盤となる外国人向けの宿泊施設の充実や地域内での国際化教育などを進め、国際的なコンベンション都市としてのホスピタリティを高めるものとする。
【具体的取組み例】
・ハンガリーや韓国等友好都市との交換留学生や親善大使の派遣
・宿泊施設内や街中のサインの外国語併記、従業員向け語学教育の推進
・小人数で行う長期滞在型国際ワークショップの誘致
・インターネットでの国際会議の開催
・国際的な共同研究の推進
・外国人留学生の受け入れ、奨学金の設置、居住支度金の補助 など
イ 大学に係る他地域と連携した共同事業の推進
大学立地を生かして、本荘由利地域や北東北の連携の絆をさらに深め、地域共同で行う事業を推進する。
なお、大学立地を生かした交流事業としては、高校生を対象にしたイベントの開催等が考えられる。例えば、高校生のサマーセミナー、クラブ合宿の受入れ、高校生の全国大会等が考えられる。高校生向けの交流事業は、大学入学者を獲得する戦略としても重要である。