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ていただける工夫も必要だ。いろいろ不十分な面も多かったが、少しでも、参加して良かったと思っていただけたら本望である。今回よりは次回、そして次回よりはその次と、今後とも、より意義の深いFORUMを目指して、努力と工夫を重ねていきたい。

 

フォーラムを終えて――?B

私にとってのFORUM Em.Bridge’96

柏田智恵

 

このフォーラムは私にとって一大イベントだった。本人以外は誰も気にしてない、というか、ただ事務的に流れてくるご連絡なのであろうが、私にとっては重大な任務「アナウンス係」を努めたからである。そんなこと位でと思うかもしれないが、私は慣れないスカートを履いておめかしをし、開始時間になるのをドキドキしながら待っていたのである。シナリオメモを見ながらのつたないアナウンスだったが、何とか参加者の皆様にご連絡をお届けすることはできたと思う。ただ、終了時にハプニングがあった。お帰りのバスのご案内と、出発までの間のほんの短い懇親会のご案内をするまもなく解散となってしまったのだ。しかし、事務局員がお一人お一人に声をかけてくれたことによって懇親会も無事終了し、私たちにとっては重要な資料となるアンケートも回収することができた。

そのアンケートの結果、予想に反して多数の方からフォーラムについて「満足」との返答をいただくことができた。お陰様で、私たち事務局としても「満足」気分を味わうことができたことに感謝したいと思う。

また、今後の展開方法についてもたくさんのご意見をいただくことができた。例えば、「同様の形式で」というものから、具体的に「non-日本人、女性の増員を望む」「フリータイムをもっと長くし充実させる号このフォーラムの区切りである三年後または三年目にオープンセッションを行ったらどうか」というものや「参加者の構成を工夫し、どのような討論のスタイルにするのかがキーポイント」など今後を考える上で貴重な資料となった。

いろいろお褒めのことばをいただいたが、その中で構成、時間配分、討論形式、参加者人数、については改善すべき点をいくつかご指摘いただいた。

一回目ということでお許しいただいたところも多かったと思うが、一回目と同じ二回目では意味がない。より皆様に満足して頂けるようなフォーラムにしていきたいと思う。

 

 

 

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