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資料2.

日本ウミスズメ類研究会会報 Vol.13(1997年1月27日発行)

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 新春早々日本海で起きた油流出事故は、テレビや新聞報道等でみなさん十分にご存じのことと思います。日本ウミスズメ類研究会は、国内では唯一の海鳥研究団体であり、事故当初から海鳥の保護・研究に関わってきました。研究会の行動の根底は「被害規模の記録と推定」にあります。今回のような事故を二度と起こさないための努力と、今後の環境再生のための計画、行動が必要です。

 会員のみなさんに、重油事故発生以来23日までの会の動きと、今後の行動予定についてお知らせします。

 

1.これまでの動き

 

1月5日(日)

・油汚染海鳥被害委員会(Oiled Bird Information Committee;OBIC)を準備、各幹事に連絡する。

・アメリカのPSG日本海鳥保護委員会前委員長のHarry Carter氏とJohn Piatt博士に連絡する。

 

6日・(月)

・Harry Carter氏より返事。

・6日付で各幹事の了解のもと、OBIC発足。

・会員に「緊急!鳥根・隠岐諸鳥沖でのタンカー沈没、重油流出事故について」を送付。

 

7日(火)

・アメリカのPSG日本海鳥保護委員会前委員長のHarry Carter氏とJohn Piatt博士に2度日の連絡をする。

・関係各方面にFAX、またはメール(日本野鳥の会、WWF、日本鳥類保護連盟、環境庁、野生動物救護獣医師協会)。OBICの動きを伝える。

・メーリングリストにて、OBICのニュースレター第1号送付。同時に、ニフティなどへの書き込みをする。

 

8日(水)

・関係各方面と調整する。

・Harry Carter氏より返事。

 

 

 

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