冬の研修会ということで、天候等、参加人員についてスタッフ等で心配し
たが、幸い受講者も多く、又、星空の観察は雲ひとつない夜空で、なおかつ
翌日には約5センチの積雪に恵まれ、”冬の自然”という研修で最高の環境
であった。
冬のイメージから、つい屋内にこもりがちになるが、野山を歩くだけでい
ろんな事柄が発見でき、参加者の財産となって持ち帰ってもらえたものと確
信している。
第1日目は、メニューが少々多く、詰め込みの印象があったが、時間の経
過を忘れさせてくれる充実したものであったと思う。グループワークではも
っと時間を取って、ゆとりのあるものにすれば良かったかなという反省もあ
った。特に、グループワークでの各指導員の先生方の情熱と熱意には感心さ
せられ、スタッフ一同勉強させられた思いである。
O-157の影響もあり、今回の研修会になったわけであるが、冬をテー
マに実施できたことに感謝するとともに、受講者全員、メモを片手に何かを
持ち帰ろうとするひたむきな姿勢が印象的だった。どのグループワークも好
評なので、全員に体験させることできれば・・・とスタッフ反省会で意見が出た。
日頃気付かない、冬の生き物達、枯れ葉等自然の中で共同で生活すること
の大切さ等、この研修会で十分体験、理解してもらえたことと感じる。
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