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『必要な構成機器』

ア)船舶装備

◎計測機器

GPS、マイクロ波波高計、船体動揺記録装置、応力計、航海計器(ジャイロコンパス、オートパイロット装置、スピードログ、レーダ、風向風速計等)、機関測定装置(軸回転計、温度計、圧力計、流量計等)

◎記録機器

光ディスク等

◎表示機器

◎制御計算機と入力機器

◎プリンター

◎解析用プログラムソフト

◎通信機器

イ)陸上装備

◎データ制御編集用計算機

◎通信機器

◎表示機器

◎記録装置

(2)データの伝送システム

ここでは観測データの伝送経路によって分類し、取りまとめることとした。なお、現在、通信衛星はインマルサット、ひまわり等のように静止衛星の利用が主体であるが、今後、低軌道の移動衛星システム(Little-LEO,Big-LEO)による通信が計画されている(Wu,et al,1994)。

1)インマルサット通信衛星

海洋データ圧縮システムにおけるデータの流れは、図2.2.14の概念図に示されているが、本システムはインマルサットを利用してデータの伝送を検討したもので、?期と?期の2回に分けて開発されている。以下に、浅沼ら(1989)による報告を要約して掲げる。

 

 

 

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