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主な海難発生海域

 伊豆大島の北側は沿岸航路の航路筋にあたり特に内航船舶の通航量が多く、衝突・乗揚げなどの海難が多い。
 また、利島、新島、及び神津島の周辺海域は瀬渡し船による磯釣り、船釣りの好漁場が多く、漁船や遊漁船が集中するため見張り不十分による衝突や荒天時の避難時期不適切による浸水等、運航の過誤による海難が多い。
 伊豆諸島は我が国でも屈指の強風地帯で、特に冬季の暴風日数は月18日以上に及んでいる。小型船舶の海難の原因になりやすい突風は冬季・春季の寒冷前線によるものが最も多い。また、台風や温暖前線の近傍でも起こる場合がある。

 

 

気象関係の注意

津波予報

 地震の震央が本州・四国・九州・北海道の沿岸から約600km以遠の地震については、気象庁本庁がその他の地震については担当沿岸区域の管区気象台等又は気象庁本庁が津波予報を発令します。
 津波の高さは海岸の地形に著しく左右されます。三陸海岸のようなリアス式海岸では高くなる傾向があります。
 津波警報は、地震後短時間のうちに発令されますが、予報が発令されたならば、ただちに避難することが望まれます。
 また、沿岸での震度が小さいからといって、津波が小さいことにはならないから、侮らないで警戒することが必要です。
 津波予報は次表のとおりです。

 

 

 

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