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第2章 ニュースポーツ活動中の傷害・事故状況

−全国レクリエーション大会アンケート調査から−
●はじめにニュースポーツは誰もが気軽に参加できるスポーツとして、広く国民に浸透しつつある。今後ますます生涯スポーツの一翼を担うものとして期待されている。一方、ニュースポーツの普及とともに、競技志向が強くなり練習量の増加や技術偏重主義を招いている種目もある。
今後の健全な普及発展のためには、ニュースポーツ愛好者の活動状況や傷害・事故の実態を把握し、予防対策を検討することが重要であろう。今回、我々は第50回全国レクリエーション大会(平成8年9月)参加者に対して、アンケート調査を実施したのでその調査結果を報告する。なお、アンケート調査内容および調査結果については巻末資料として収録した。
●アンケート調査の実施
「第50回全国レクレーション大会IN愛知」に参加したニュースポーツ愛好家を対象に、大会期間中の平成8年9月13日から15日にかけて、ニュースポーツ交流部門10会場でアンケート調査を実施した。アンケート調査を実施した種目は?@インディアカ、?Aグラウンドゴルフ、?Bゲートボール、?Cソフトバレーボール、?Dターゲットバードゴルフ、?E綱引き、?Fディスクゴルフ、?Gバウンドテニス、?Hぺタンク、?Iユニホッケーの10種目である。アンケート調査に回答を寄せた総人数は1762名であった。各種目ごとの有効回答数を図表1に示した。

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