日本財団 図書館


 

137-1.gif

 

6.異形ブロック撤去装置及び動揺計測装置

(1)異形ブロック撤去装置
港湾および海岸において膨大な「異形ブロック」が、防波堤もしくは護岸の前面または海底に適宜据付けられ消波機能を果たしている。港湾および海岸の再開発、または沖合展開に伴い、機能上不要となり、また、景観や施工に支障となる大量のブロックを「リサイクル」ないし「撤去」する必要が生じている。
現在、起重機船でブロックを吊持ち撤去する際「人力」でワイヤーロープを玉掛けして撒去しており、作業は面倒で、ブロックも不安定である。また、ブロックに海藻が着生し、潜水作業を伴えば危険性も増大する。
このような状況に鑑み、起重機船の操縦席から「遠隔操作」によって異形ブロックを安全、容易かつ効率的に撤去できる「異形ブロック撤去装置」(「グラブ式」および「チェーン式」)が開発されており、今後の使用が期待される。

 

チェーン式異形ブロック撤去装置主要目 グラブ式異形ブロック撤去装置主要目

 

?@撤去装置本体
形式 油圧駆動チェーン式 油圧駆動グラブ式

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION