（グランドシートのみペグで止め、別にグランドシートとソドクロスを結び合わすものもある）

10）以上の作業中（長）は先述の監督をすると共に常に各組の作業が平行して等しく進歩しているかを確かめ、もし一方が遅れている場合は自ら手助けする等の処置により、2組の作業が同時に完了するよう努カする。

また、（長）はペグ打ちに際して、それぞれの位置にペグを配る等、作業時間の短縮に努めるが、特に杭打ちのため、丸太・石等を探しだし作業能率を高める。

11）テント本体が確実に構築完了すれば最後にフライシートを張る。作業指導はテント同様である。

12）（長）はペグ・親綱等を必要とする位置に配るが、その管理責任者であることをわきまえ、特にペグの紛失に注意する。

13）作業が完了すれば予備のペグ・木槌等を袋に入れ、またその他の収納袋と共に一括してテント内の隅に入れて保管する。

撤収時着意事項

撤収は、まず親綱・角綱をゆるめた後、支柱を倒すことにより始めるが、タント・フライシート・グランドシートとも、泥・ゴミ・落ち葉等巻き込まないのは勿論たが、時として忘れ物、ペグ等を巻き込むことがあるのに注意する。

特にペグは紛失することが多いから（長）は（員）の抜いたペグを一か所に集めるよう指示監督するとともに、最後に不足していないかを確実に確かめることを怠ってはならない。

親綱（二本）も確認することは同様である。

（長）は構築・撤収作業ともに2組の作業が同時に完了して、次の作業に移れるように指示・補助することが必要である。

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