テント構築作業指揮要領
(各班5名で構築する場合とする)
構成 作業長1名 作業員2名×2組
作業 1)作業長(以下長)は、テントの位置を定めるに当たり、隣接するテントとの距離・間隔を計算し、隣テントと張綱と交差しない位置を選定し、出入口の方向等も併せて作業員(以下員)に明示する。[テントの必要面積(張綱を含めて)は、6m×10mと概算する]
2)(長)は員と共同して整地を行う。
3)グランドシートの四隅をそれぞれ(員)に持たせてシワのない様計画している位置に広げて、ペグを仮打ちして固定する。
4)(員)に命じてポール・リンジポール(むな木)を継ぎ、リンジポールはテントの棟部に予め通しておく。
5)グランドシートを基準に支柱を張る親綱のペグを、2組の(員)に命じて正確な位置に打ち込ませ、親綱のライナーを予備を持たせてペグに掛けておく。
6)各班毎に支柱を(長)の号令で同時に立て、(員)1名はそれぞれ支柱を垂直に支え他の1名は、ライナーを上下して調節する。
この場合(長)は、左右両組の作業を監督し、解くにテントの棟の部分がたるみが生じないように着意する。
[この作業でテントは、(員)が支えなくても確実に立っている。この時棟部がたるんでいては、以後の作業でシワのないテントは張れない]
7)次に(員)各人が角綱を持ち、ペグを正しい位置に打ち込み、(長)はテントにひずみがなく、シワが生じていないかを確認する。シワは角綱の一方をゆるめると同時に他方を張ることで調節出来る。
8)次いで各組毎両サイドの腰綱のペグを図示した通り一直線上に打ち、更にタルミ・シワの生じないよう腰綱をそれぞれ調節する。
9)以上の作業が終われば、グランドシートとウオールの裾についているソドクロスとグランドシートを組み合わせるためのペグを打ち完成する。
前ページ 目次へ 次ページ
|
|