
(7)安全管理
・劇場・ホール(舞台)における事故は人災である(物的、人的)
・事故防止はまず事故の分析から
直接原因
間接原因(遠因)
物的原因
施設(建物)の欠陥…設計過誤、施工不良
設備・機器の欠陥…設計過誤、施工不良
人的原因
操作(取扱)の過誤…不慣れ、技量未熟、知識不足、横着(怠惰)、無理
点検・整備の実施と確認
日常点検
特に始業前、終了後の点検は必須である
良品と不良品の区分
定期・精密点検
整備作業後の作動点検の実施(特に注意をして行うこと)
点検整備記録(来歴簿)の記載・保持
・作業マニュアル(機器取扱方法)の作成・明示・危険表示(色別)
・事故・災害発生時の対策マニュアルの作成
舞台上での事故、火災、地震、停電
・事故については隠さず速やかに他所に情報を知らせることが、次の事故の防止につながる
※他山の石−他所の事故の原因を知ることが最大の事故防止策となる−
関係法規(これらを十分熟知しておくこと)
建造物、防災(消防)、電気、労働衛生、設備機器、保健衛生
(8)自已研修のための参考文献・図書
・百科事典・図書(特に百科事典を参考にすると良い場合がある)
・カタログ・取扱説明書
・舞台関係団体発行の機関紙・図書
※その他、客席内がパニックになった場合は、人が緞帳前に出て案内をすれば防げる場合が多い
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