イ　行政の生産性向上を促進する

ウ　公務内の特定の職種について人材を確保すること

?A種類

その他の手当には、年間手当（Annual Allowance）とインセンティブ手当の2種類がある。

ア　年間手当

年間手当は、国の経済状況、財政状況が許すときにのみ支給される。例えば、1994年には、全公務員を対象に、彼等の国家への貢献に対する感謝の意味で、基本給1ヵ月分（最低一人600RM）が支給された。

イ　インセンティブ手当

インセンティブ手当には、表14のように支給の趣旨に応じて5つの種類がある。

特別重要指定職種は、新給与制度とともに導人されたもので、経済発展のための政策を実施するにあたり、人材確保の視点から民間との競合が激しく、常に人材不足の問題を抱えている職種について、手当を支給することにより、人材確保を促進することを目的としている。特別重要指定職種に対するインセンティブ手当の額は、管理職・専門職グループで基本給の5%、補佐職グループで10%である。

4　その他

（1）給与改定

生計費の上昇、民間の給与水準、財政事情等を考慮し、数年（通常3年から5年）に一度

行われている。

（2）トップ管理職の給与

トップ管理職（指定職及び特別級ポスト）の給与は、基本給＋固定手当（娯楽手当

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