呼吸リハビリテーション」の2冊の本が参考書として配布され自己学習がはかられた。
D.包括呼吸リハの実施に向けての準備会
チーム・メンバーによる実施準備会が表1のような日程で計3回開かれた。その中で以下に述べるような包括呼吸リハの具体的な実施方法について検討を重ねた。
lV.対象および方法
A.対象者抽出
1年以上当院に通院するCOPD患者46名に対して、資料1に示す「呼吸リハビリ教室の御案内」と題する往復はがきを送り、講習会参加の希望をとった。一方で、町広報誌の「病院だより」の欄に資料2のような「呼吸リハビリ教室への招待」という文書を掲載し、包括呼吸リハについてのキャンペーンをおこなった。
受講を希望したものは24名であった。今回はこれらを包括呼吸リハ講習の対象者とした。対象者の年齢は58〜86歳で、平均74.9歳であった。
B.講習方法
講習は受講者に一同に会してもらい全員を対象に指導するクラス方式を採用した。会場は高齢者が多
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