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酸素吸入の理解と適用 在宅酸素療法のよりよい実践のために

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


 

ネブライザーが必要となります。酸素ボンベからの導管を水瓶の滅菌水を通してから与える方法が一般によく用いられていますが、これは加湿効果はほとんどありません。ですから高流量の吸入時にはとくにエアロゾルフェイスマスク、ネブライザーなどが必要となります。加湿器やネブライザーを用いる場合には、不潔にならないように注意必要です。

 

4. O2吸入の悪影響と対策

 

1)肺障害
これについては先ほども触れましたが、高濃度の酸素吸入を長くやっておりますと、酸素による肺の障害、すなわち肺胞上皮、あるいはその周囲の変化が強くなってきて、酸素による間質性肺炎というような状況を起こしてきます。このため拡散障害をむしろ増長してしまうことがあります。ですから、あまり高濃度を持続しないほうがいいのであって、レスピレーターなどを長く使う場合にも、このあたりの注意が必要です。
一般に、持続的な酸素を在宅でやる場合には、多くても3l程度、普通に使っているのは慢性の呼吸不全でしかも1lか0.5lであって、そういう意味では肺障害はほとんど問題にならないといってよいと思います。

 

2)CO2ナルコーシス(低換気のある場合)
換気、とくに分時肺胞換気量(VA)が少ないと、炭酸ガス排出がうまくいかないので、二酸化炭素の貯蓄をきたしてしまいます。最近では多くのナースが非常に注意するようになったので、ほとんどCO2ナルコーシスを生じることはありませんが、在宅で酸素吸入をやっている場合には注意が必要です。患者がうつらうつらして眠りやすくなってくるとか、あるいは頭がぼーっしてくるとか、あるいは汗をかきやすくなったとか、慢性の呼吸不全では一般に血圧は低下していますが、それでも

 

 

 

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