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酸素吸入の理解と適用 在宅酸素療法のよりよい実践のために

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


 

でしょうか。それには5つの成因があります。

 

2.低酸素血症(Pao2)はどうして起こるか

1)吸入気酸素濃度の低下
今日の課題のためには、酸素吸入の必要があるのはどういう人なのかということを話さなければならないわけですが、私たちの身体は、静脈血中で低くなっている酸素を肺細胞のほうからとり入れて動脈血として心臓に返し、左心室から血管を通して全身に酸素を与えてエネルギー、代謝を行っているわけです。もしここで、まず空気中の酸素濃度が非常に低くなっているとします。たとえば高い山に登っている場合には、酸素の濃度が低くなっていますので、そのままの状態では吸入される空気の酸素濃度が低い(酸素分圧が低いといってもよい)わけですから、それは肺胞にとり入れられた酸素にまで影響して、当然毛細管のほうにとられていく酸素濃度も低くなります。富士山の頂上では大気圧は526?Hgしかありません。そこで酸素の分圧は526×0.209=110?Hgということになります。吸入気酸素(FIO2)として前のように計算すると(526-47)×0.209=100?Hgです。そこで肺胞気酸素分圧(PAO2)は約50?Hgとなりますので、動脈血酸素分圧(Pao2)は約50?Hgという低酸素血となります(図2)。もっともこれを防ぐために、できるだけ換気量を増やし、心拍数を増やして代償しようとするのがわれわれの身体です。

 

2)肺胞低換気
前にも少し述べましたが、重要なことなのでもう少し詳しく述べましょう。
1分間の呼吸数は16回くらいが正常です。1回の換気量は大人ではだいたい500ml、新生児であれば20mlくらいです。これは1回の呼出量、

 

 

 

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